建築土木・設計・施工・一級建築士事務所・不動産  
HOME | 問合せ  

               建物を建てたばっかりだからといって、何もせず放置しておくと、建物の経年劣化は早くはじまります。
             建物も呼吸をし、生きている人間といっしょです。人間がボディーケアをすると同様に、建物もケアーしな
             ければ、すぐ傷んでしまいます。
              車は、日曜ごとにワックスを掛けたり、掃除をしたりするのに、それより高価な建物のケアーを忘れる方が
             多いのは何故でしょう?
              では、どういう所に注意してケアーすればよいのか?書き記しますので参考にして下さい。


維持管理注意事項


 外部仕上げ 


 屋  根 

           日頃の心掛け 

             屋根にごみや落葉がたまった状態で放置すると水はけが悪くなり、雨漏りや錆の原因

           となりますので注意しましょう。特にルーフドレインに落葉や泥がたまるとプール状態

           に屋根がなりますので、こまめに点検してください。

           点検と補修 

             カラー鉄板の耐久性を維持するためには、褪色や錆が生じる前に塗装を更新する事が

           必要です。亜鉛鉄板に塗装を施した屋根にあっては、3年に1回程度で塗替えが必要と

           なります。着色カラー鉄板屋根にあっては初めは6年程度で塗替え、その後は3年に、

           1回程度で塗替えが必要となります。

           工業地帯、沿岸地域にあっては、一般地と比べると腐食の度合いが強いため、1〜2

           年をめどに再塗装の必要性を検討して下さい。

           表面の塗装が白っぽくなったら、すでに塗替えの時期にきてると考えられます。


 軒裏・破風板・鼻隠し 

          日頃の心掛け 

             軒裏は屋根下流に位置している為、屋根に起こる不具合が集約される箇所となります

           また、破風板・鼻隠しは屋根の軒先を構成する部分です。屋根の機能を十分に果たす、

           為には、下地の腐れや、軒裏の剥がれの点検をおろそかにできません。

          点検と補修 

             軒裏・・・屋根での雨漏りが下に流れて現れるものと、軒先の局部的な結露等などの、

           雨漏りが考えられます。気付いたときには軒裏にしみができているという場合が以外に

           多いので、木部の腐朽にいたらぬうちに補修しましょう。

           鼻隠し……破風板、鼻隠しの部分的な剥がれは、釘打して押さえ、コーキング材を充

           瑱することで補修できます。2階部分など高所の作業は危険を伴いますので専門業者に

           依頼しましょう。

            雨漏りの点検と補修 

             雨漏りは不快なものであり、住まいにとっても最も始末の悪い現象です。

           雨漏りの現象は、屋内の天井部分から水滴として現れるもの、じわじわと染みでてくる

           もの、結露水が溜まってポタポタ落ちるもの、これら目に見える現象はなくポタポタ音

           だけするものなど一様ではありません。また断熱材を入れる事が一般化した現在では、

           断熱材に水滴が吸い込まれ、少々雨漏りしても水滴もしみも見えないということがあり

           ます。

            長年の雨漏りに気付かないあまり、何時の間にか土台などの木部が腐朽していた

           ということにならないよう、屋根裏から床まで定期的に、広範囲点検を行う事が必要で

           す。


 外  壁(金属板) 

            日頃の心掛け 

             吸湿性が低いので少々の汚れであれば手軽に水洗いして落とせます。この際、表面に

           傷などがつくと錆などの原因となりますので注意しましょう。

            点検と補修 

             錆……建設地域の状況により異なりますが、3〜5年ごとに点検し、劣化の度合いに

           応じて塗り替えて下さい。この場合、表面塗装が白っぽくなったり、ひびわれが、生じ

           ないうちに塗り替える事が、長持ちさせるこつです。

           変形…鉄板は変形した部品のみ抜き取り、成型、交換する事ができます。

           緩み…金属板あるいは外壁本体の変形などにより、接合部の緩みが起こります。

           放っておくとゆがみや、雨漏りの原因となりますので、定期的に点検しましょう。


 外 壁(サイディング) 

            日頃の心掛け 

             ほとんどが素材に何らかの加工を施したものですので、汚れた場合には素材を傷つけ

           ない程度の堅さのブラシやモップで水洗いします。サイディングの継目の、シーリング

           上層の吹付け仕上材には、材質上クラックが生じる事がありますが、外壁の防水性能に

           は、影響ありません。

            点検と補修 

             褪色……太陽光線や外気、雨水などにより吹付け仕上材の塗膜が傷み、褪色を起こし

           ます。再塗装の際には基材に十分なじむものを選ぶことが大切です。専門の業者に依頼

           して下さい。

             割れ・・・サイディングは破損した部分のみ抜き取り、交換することができます。

           シーリングの劣化…太陽光線や外気、雨水、温度変化により劣化しますので、2〜3

           年ごとに点検してください。老化した箇所はヘラなどで取り除き、シーリング材を充填

           する事により補修できます。


 モルタル壁 

           日頃の心掛け 

             雨水のはね上がりなどの汚れは、仕上げを損傷しない程度にやわらかいブラシなどで

           水洗いします。また基礎のまわりに犬走りや化粧砂利を施すことによりこれを防止する

           ことができます。また、冬期間雪や氷等でおおわれると、モルタル壁の空気の流れが、

           悪くなり、凍害のおそれがでてきますので、なるべく、雪をモルタル壁に堆積しない様

           に心掛けてください。

            点検と補修 

             亀裂・・・大きな亀裂は放置するとモルタルの剥離をまねくなど、建物の耐久性を大きく

           害します。定期的に点検し、早めに補修しましょう。市販の充填剤やコーキング材を注入

           する方法もありますが、専門の業者に依頼するのが適切です。

             褪色・・・太陽光線や外気、雨水などにより吹付け仕上材の塗膜が傷み、褪色を起こし

           ます。

             吹付け仕上材の耐侯性は直接外気にさらされるトップコート(主剤を保護して寿命を

           永くするために表面に塗る仕上塗料)の材質に左右されます。材質により耐用年数は、

           異なりますが、通常、3〜5年で塗替えます。これを怠ると、吹付け材のひび割れや、

           剥離などの損傷につながります。塗り替える際は、専門の業者に依頼しましょう。

           外壁にボール等をぶつけて遊ぶことは避けて下さい。壁の損傷の原因となります。

   

もどる  次へ


那知ホーム
© 2005 NACHIGUMI co . ltd All rights reservde